まだまだ暑いですが9月に入りましたね。

暑すぎてなかなか実感ありませんが、二十四節気じゅうにしせっきでは白露はくろと言い、暦の上ではもう秋です。

日照時間も少しずつ短くなり、そろそろ朝晩の気温が落ち着いて過ごしやすい時間も増えてくる頃ですね。

その反面、空気が乾燥し始めるので喉の痛みなどの呼吸器症状も出やすいです。

また、まだまだ続く暑さにより体の水分が発汗とともに失われやすい時期でもあります。

熱中症の危険もあるのでこまめな水分補給を心がけましょう。

不安も季節の変わり目に多い症状

そんな季節の変わり目は東洋医学でいう「陰」や「気」が不足しやすくなります。

「陰」が不足すると体を潤す働きが弱くなるので、喉の渇き・肌の乾燥や肌荒れ・不安などの症状が表れる事があります。

「気」が不足すると、疲れやすい・すぐに風邪をひくなどの症状が表れやすくなります。

夏休みが終わった頃からどっと疲れが出たり、肌荒れがひどくなったりする方は「陰」や「気」が不足している可能性が高いです。

お子様がいるご家庭では夏休みが終わり、一息つけるタイミングですね。

残暑からの体調管理方法(養生法)

この時期からは、以下の4点に気をつけて生活してみてください。

  • 暑いからと薄着になり過ぎない

まだまだ暑いのですが、少しずつ乾燥した空気に変わりつつあります。
汗を書いたらすぐに拭く・着替えるなど、体の熱や水分を逃がし過ぎないように。

  • 眠り過ぎない

朝晩は気温が落ち着き、眠りやすくなってきますが長く眠るのはNG!
「肺気」が虚すと言われ、呼吸器の不調や肌荒れにつながる事も。
いつもと同じくらいの時間、リズムがベストです。

  • 潤いのあるもの、旬のものを食べる

ゴマ・ハチミツ・蓮根・人参などからだを潤すもの。
山芋(長芋)・きのこ類・さつまいもなど秋に旬を迎えるものも◎。
サンマやサバなどお魚も脂がのって美味しい季節です。
果物は水分豊富で体を潤してくれますが、冷やす作用もあるためとり過ぎには注意が必要です。

  • 激しい運動は避ける

運動はすごくいい事ですが、激しすぎる運動は逆効果。
エネルギーを消耗しすぎてしまい、冬の時期に体調を崩す原因にも。
翌日に疲れの残らない程度の軽い運動が理想的です。

季節の変わり目は肌だけでなく全身のケアがおすすめ

季節の変わり目はちょっとした事で体調を崩しやすくなります。

このタイミングで美容鍼をしてあげると肌調子も改善!はしますが、体調を崩したままだとまた元通りになる事も。

鍼灸ボディケアと美容鍼がセットになったRYOトータルケアコースがおすすめです。

体の調子を整えているのでより一層お顔もスッキリしますよ。

【投稿者】
 りょう鍼灸整骨院 谷口涼介
 国家資格:はり師・きゅう師・柔道整復師
 民間資格:FRピラティスインストラクター
      栄養コンシェルジュ